詳細設定

基本的な統合の記事の手順に従って開始し、次に、統合するいずれかの広告フォーマット (インタースティシャル広告またはリワード広告バナー広告MREC 広告) の手順に従います。この記事には補足情報が含まれており、基本的な統合が完了していることを前提としています。

広告設定を指定する

VungleSDKConfig オブジェクトを作成し、SDK 初期化のパラメータとして追加して、オプションの構成設定を指定します。

VungleSDKConfig sdkConfig = new VungleSDKConfig();
sdkInstance = AdFactory.GetInstance(appID, sdkConfig);

VungleSDKConfig には、Windows の ASHWID 追跡を制限し、広告の初期化または読み込みに必要な最小ディスク領域を設定できるパラメータが含まれています。

sdkConfig.DisableAshwidTracking = true;
sdkConfig.MinimumDiskSpaceForAd = 50 * 1024 * 1024;
sdkConfig.MinimumDiskSpaceForInit = 50 * 1024 * 1024;

広告設定オプション

AdConfig オブジェクト インスタンスで利用できるプロパティは以下のとおりです。

オプション

デフォルト値/
タイプ

説明

Orientation

AutoRotate

DisplayOrientations

Orientation.AutoRotate (デフォルト) は、デバイスの向きに合わせて広告を自動的に回転させます。

Orientation.Portrait は、広告を縦向きでのみ再生します。

Orientation.Landscape は、広告を横向きでのみ再生します。

注意: このオプションはモバイル アプリケーションにのみ適用されます。

SoundEnabled

true

bool

広告開始時のサウンドの状態を設定します。

true (デフォルト) の場合、音声はデバイスの音量とサウンド設定に従います。

false の場合、動画はミュートされた状態で始まりますが、ユーザーはサウンドの状態を変更できます。

BackButtonImmediatelyEnabled

false

bool

true の場合、ユーザーは [戻る] ボタンを使用して広告をすぐに終了することができます。

false (デフォルト) の場合、画面に [閉じる] ボタンが表示されるまで、ユーザーは [戻る] ボタンを使用して広告を終了することができません。

注意: このオプションはモバイル アプリケーションにのみ適用されます。

Volume

1.0

double

この設定は、デバイスの音量の一部を表し、0.0 〜 1.0 の範囲の値を設定できます。

注意: この設定は、v6.3.0 以降でのみ使用できます。

Incentivized

-

非推奨

報酬対象構成は、ダッシュボードから広告配置レベルで設定することができます。「広告配置の設定とレポート作成」を参照してください。

SoundEnabled のオプションと、Dynamic Template 広告用のインセンティブ ダイアログは、ダッシュボード上で設定することができます。プログラム経由での設定は、以前の広告にのみ適用されます。

[閉じる] ボタンを表示する

広告を閉じるオプションをユーザーに表示するかどうかを管理するには、Vungle ダッシュボードにあるアプリケーションの詳細設定で、強制表示オプションを使用します。

EU 一般データ保護規則 (GDPR) に準拠するための推奨手順

2019 年 5 月 25 日より、欧州連合で一般データ保護規則 (GDPR) が施行されました。開発者は、以下に示すいずれかの方法で GDPR に準拠する必要があります。

  • 方法 1 (推奨): 広告を表示するための要件の処理を Vungle に委任する。この方法の場合、欧州のユーザーに広告を表示する前に、同意ダイアログが表示されます。それ以降は、ユーザーが広告の表示に同意したか拒否したかがシステムに記憶されることになります。
  • 方法 2: パブリッシャーが、ユーザー レベルで GDPR 同意プロセスを管理し、ユーザーによる選択内容を Vungle に伝える。これを行うには、開発者が独自のメカニズムを使用してユーザーから同意を取得し、Vungle API を使用して、ユーザーの同意状況の更新や照会を実行します。詳しくは、以下のサンプル コードを参照してください。
// To set the user’s consent status as opted in to version 1.0 of your consent dialog:
sdkInstance.UpdateConsentStatus(VungleConsentStatus.VungleConsentAccepted,"1.0");

// To set the user’s consent status as opted out of version 2.0 of your consent dialog:
sdkInstance.UpdateConsentStatus(VungleConsentStatus.VungleConsentDenied,"2.0"); // To find out what the user’s current consent status is: // This will return null if the GDPR Consent status has not been set // Otherwise, it will return VungleConsentStatus.VungleConsentAccepted or // VungleConsentStatus.VungleConsentDenied UpdateConsentStatus? currentStatus = sdkInstance.GetCurrentConsentStatus();

// To find out which version of your consent dialog the user was last shown:
sdkInstance.GetConsentMessageVersion();

Vungle SDK v6.2 以前のバージョンを使用している場合は、同意ステータスを次のように設定します。

// To set the user’s consent status on SDK versions 6.2 and below:
sdkInstance.UpdateConsentStatus(VungleConsentStatus.VungleConsentAccepted);

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